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りべ日記

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胆嚢がん告知から ①

このブログ、記事ごとに訪問してくださった方の人数が分かるのですが
胆嚢摘出の時の日記には、今でも毎日チェックが入ります。

日記のタイトルが検索ワードにヒットしてるのかな。

私自身、胆嚢摘出の時にはネットで色んな情報を集めたし
体験者談を探しては読んで自分の状況と比べていたので
術後は誰かの参考になればと思って色んな事を書き記しました。

でも・・・
その後胆嚢がんが見つかり再手術することになった時はショックで、
術後は体力的にその気になれず、
胆嚢がんに関して詳しい記録は残さないでいました。

胆嚢摘出より、胆嚢がんの治療に関しての体験談の方が圧倒的に情報量は少ない筈。

幸いにも早期発見で早々に社会復帰も出来たって体験は、
同じような境遇の方の目に留まれば安心材料や参考になるかもしれないと思い、
覚えている限りを少しづつ記していこうと思います。

なので、この記事は『胆嚢がん告知から 数字』のタイトルで綴っていきますので
興味のない方はどうぞ読み飛ばしてください。




胆嚢摘出は腹腔鏡下手術で、三泊四日の短期入院でした。
摘出した胆嚢は、病理検査に出されると聞きました。
その結果確認と退院後の様子報告のため外来受診するようにと指定されたのは
退院から3週間後でした。
1週間後くらいには仕事も打ち合わせから始めていました。
日増しに元気になる実感もあったので、
3週間後には“最後の訪問”感覚で病院に行きました。
初めはちょっと心配もあったけど、
もし病理検査の結果が悪かったら電話くらい貰えるよね、
なんて勝手に考えて・・・実際快気祝いまでもうお届け済み状態でした。

大きな病院の恒例で、長い時間待たされてやっと診察室に入った私は
Dr.と会うのも今日でおしまいだって疑っていませんでした。

開口一番、Dr.は
『りべさん、元気ですか?』
って言いました。
変な質問するなぁ、と思いながら
『はい、もうすっかり。』
『じゃあ、ちょっと傷を見せて。』
『あ、まだテープが付いてるんですけど・・・。』
『もう取っちゃっていいよ。』
『え~、それは怖いです!!』
『大丈夫だよ。』
『じゃあ、もう運動してもいいですか?』
『何の運動?』
『ゴルフです。』
『ゴルフくらいならいいよ。』
『じゃ、スポーツジムは?』
『それはまだかな。お腹に力を入れるのはまだ駄目かな。』
『あとどれくらいしたらいいですか?半年まではかからないでしょ?』
『んんんっ・・・りべさん。
  今日はあんまり良いお話ができないんですよね。』
『えっ?』

ここからがん告知が始まりました。
by ribe-libe | 2015-11-09 23:04 | 胆嚢癌から

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