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りべ日記

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記録④   手術当日

手術当日。

気持ちが落ち着かないまま夜明け。
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昨夜服用した下剤が効いたのが7時頃。

ちゃんと効いたのにまだ浣腸をするって…嫌だけど拒否れない。

これが本日の第一関門。

自分でするの?って聞いたら、看護師さんが私がしますって。

マジ??なのね。

その前に手術着にお着替えしました。
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買ってくるように言われてたディスポパンツ(エステで用意されるような紙パンツ)に、
エコノミー症候群防止用に着圧ソックスも身に着けます。
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で、無事に第一関門突破。

続いての第二関門。

ちょうどこの頃来院した旦那さんに
『可哀想で見てられないからお外へ』と看護師さんが言いました。

えっっ?!
そんなにしんどいの?

嘔吐防止(と言われたような)の為に、鼻から食道まで管を通すのが、あんなに辛いなんて。

はい、ゴックンして!ってえづいてるのに無理でしょ。

左の穴から通された管の圧迫感で止まらない嗚咽と涙に、看護師さんは無情にもやり直しだと。

今度は右からいきます、頑張って。

これって胃カメラの時の苦しみですか??

喉に傷がつく可能性があると言われてたいたけれど、実際そうなりました。

涙を流しながら車椅子に乗せられて、そのまま手術室に向かいました。

もう心に余裕はまるで無くなり、旦那さんに『行ってくるね』と言うことすら出来ず。

手術室は予想以上に広く、部屋がいくつも並んでましたが
管の苦しさとコンタクトレンズをしていないせいでよく見えない。

何か宇宙船の内部みたいな印象でした。

ベッドに移るように指示されましたが、手術用のベッドはテレビで見た印象のサイズではなく
幅が狭くて身体ですっぽり隠れるくらい。

横になるとまず点滴、ですが
針がなかなか刺さらないと色んなととこにトライされた挙句
右手の甲に決定。

あの、大抵左腕の肘近くに刺して貰ってるし
そこじゃないと注射が怖い私にはストレスが大きくて…
なんて誰も聞いてくれない願いでした。

もう今日は、朝からずっと自分の意思とは関係なく物事が進んでいくのです。

何をされているのかも分からないし、自分の周りに何人居るのかもよく分からない。

管を入れた喉の違和感も気にならなくなってました。

麻酔は数字を数えるから、出来るだけ頑張って数えないとダメだよ
なんて言われてたいたけれど
『これから麻酔しますよ』の言葉を聞いた途端、もう意識がなくなりました。

目が覚めるまでここからおよそ2時間半くらい、だったと思います。

まだ手術室に居る間に
『分かりますかぁ?』
『部屋に帰りますよ』と声を掛けられるまではすっぽり記憶無し…
その為の麻酔ですが。


                        続く
by ribe-libe | 2014-07-13 20:19 | 胆嚢の話

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