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りべ日記

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記録⑤   手術直後

目が覚めた途端に欲しかったものは、鎮痛剤でした。

3ヶ月前に腹腔鏡で胃の手術をした友人に聞いてました。

目が覚めた時の痛さって、
痛くないが0、死ぬほど痛いが10としたらどれくらいだった?

彼はすかさず 10!!と答えたけれど、私は胆嚢の管を切るだけだから6くらい?
と予想していましたが、これは…10だよっっ。

私が受けた手術は、腹腔鏡下胆嚢摘出術と言います。

丁度アンダーバストを測る辺りの身体の中央辺り、お臍の少し下、
その中間の高さで右に寄った辺りに2ヶ所と
合計4つの穴が開けられてます。

それぞれの傷はそんなに大きなものではなく、
そのお陰で開腹に較べると痛みが少ないと聞いてましたが
痛い、やっぱり。

傷もだけど内臓のどこかも痛いようで、兎に角早く痛み止めをください!とお願いするばかり。

座薬と筋肉注射とどっちがいい?
早く良く効く方で!!
じゃあ筋肉注射ね。

あんなに嫌いな注射なのに。

刺された覚えはあるけれど痛みは感じなかった。

寒くて歯がガチガチ鳴るほどに震えていたので、電気毛布で温められました、
って後から知りましたが。

酸素ボンベに点滴と導尿管が装着されてることも少し経ってから気付きました。

病室にはお昼前に戻りました。

実家の両親が来てくれていました。

でも声を掛けることも顔を見ることも出来ず、痛みを堪えるのみ。

そして痛みは、傷や内臓だけでなく
どちらかといえば背中や肩だと気付きます。

ヒリヒリするというか、疼くというか、これは鎮痛剤が効かないので
時間が経つと背中の方が辛いくらいになってきます。

旦那さんと看護師さんが時々さすってくれました。

この日は殆どこの状態のまま。

旦那さんが言うには、目を開けてる時間があんまり無かったって事でした。

痛み止めはこの後は飲み薬になり、何度か看護師さんから貰って飲みました。

その夜が又長かった…。

皆んなが“日にち薬”だから、と言ってくれました。

確かに夜には自力で少しだけ足を曲げることが出来ました。

でも、もう手術なんて嫌〜!
開腹なんてしたらショック死してしまう!!

お産の経験もない我儘中年オンナは、ただただそう思いながら一夜を過ごしました。


                      続く
by ribe-libe | 2014-07-13 20:51 | 胆嚢の話

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